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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/4/12のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日のドル/円相場は、円売りポジションの積み上がりに対する調整的な動きが継続し、下値抵抗であった84円ミドルを割り込んだことから、83円台に下落する展開となりました。

テクニカルには、ボリンジャーバンドが縮小後バンドウォークを示現する動きとなり、ドルの下落が加速していることが確認できます(A)
下値抵抗を抜ける動きとバンドウォークのスタートが一致していることが分かります。

このドルの下抜けはMACDが先行してシグナルを出していました(B)
方向感がなく横這いだった動きが陰転しており、ドルの下落を先駆けて示唆していたと言えるでしょう。

その後、ドルは値を戻しますが、戻りは鈍く84円前半がすでに上値抵抗となっています。
これまで下値抵抗だった水準を下抜けたことにより、その水準が上値抵抗となってしまったと言えます(C)

MACDを見ても、一時的に陽転したものの失敗に終わり、すぐに反転してしまっていることが確認できます(D)
相場の基調は、まだ調整のドル安が続いていることを示しているものと思われます。

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