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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/3/25のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

日足を見ると、17日のドル急落と18日の介入によるドル急騰でチャートの形が大きく崩れていることが確認できます(A)
パニック的な動きであり、テクニカル分析の限界が明示されたところといえるでしょう。
このスパイクにより、その後の先週の動きが方向感のない81円を挟んだレンジ相場となってしまっています。
週末は戻りの高値圏で引けていますが、介入時の高値まで到達しておらず、まだ明確な方向性を感じるには至っていません。

遅行スパンを見ると、もう一段の上昇が続けば陽転する可能性が出てきています。
週後半の82円台を回復しているという条件になりますので、今週は後半の動きに要注目といえるでしょう(B)

もっとも、Williams%Rを見ると既に高値のゼロ近辺まで上昇してしまっていることが確認できます(C)
そのため、もう一段の上昇を期待する場合でも、その前に調整的な押しがある可能性にも留意しておく必要がありそうです。

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