2011/3/9のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日のドル/円は、前日のドル上昇の反動もあり、ドルの上値が重く、徐々に値を切り下げる動きが先行しました。
ただし、大きく崩れるわけではなく、その後米卸売在庫が強い数字となったことを受けて、ドルの買戻しが強まり、ドル/円もアジア時間の高値圏まで徐々に値を戻す動向となっています。
もっとも、その後行われた米10年債の入札で、最高落札利回りが前月の入札時よりも大きく低下する結果となったことを受けて再びドル売り動向が優勢になるという方向感のない展開が続きました。
結局大きな流れには発展せず、各通貨共に方向感を探りながら上下する動向を繰り返していました。
現状では、上下に抵抗が出来ており動きにくいマーケットとなっています。
下値では82円ミドルが下支え水準となっており(A)、上値は昨日の高値圏である83円水準が上値抵抗として意識されています(B)。
どちらかに抜けるまでは動きにくい展開が続きそうです。
DMIを見ても、昨日トレンドを確認していたADX が下落基調に転じて方向感がないことを示唆する形状となっています(C)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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