2011/3/8のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日のドル/円は、東京時間は相変わらずの小動きで、82円前半での膠着した展開が続きました(A)。
欧州時間に入ると、原油先物価格が下げ幅を拡大したことで、リスク回避で買い進まれていたスイスフランが対ドルで下落したことで、相対的にドル高となり、その流れがドル/円にも波及し、82円半ばを上抜ける動きとなりました(B)。
この動きでボリンジャーバンドのアッパーバンドを上抜けたものの、上昇は緩やかでバンドウォークには繋がっていません。
さらにNY時間では、米国債利回りの上昇を支援材料にドルが買い戻される流れが継続したことで、ドル/円も82円後半まで値を戻しました(C)。
ただし、ここでもバンドウォークは示現せずに終わっています。
昨日のドル/円は、終始サポートラインSに支えられて上昇していますが、トレンドを作りながら緩やかな上昇となったことで、ボリンジャーバンドも一貫してアッパーバンドが上昇する形状となっています。
DMIを見ても、ADXが上昇を続けていることで、ドル上昇トレンドの形成が確認できます(D)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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