2011/3/2のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
昨日の東京時間のドル/円は、81円後半での小動きが続きました(A)。
目新しい材料もなく、ECB理事会や米雇用統計を控えていることもあり、手控えムードが強かったといえます。
欧州時間の初めには、特段材料があった感じではないものの、NYダウ先物の堅調な動きなどからリスク回避的な動きが巻き戻されたことにより、ドルの買い戻しとなり82円台を回復しました。
もっとも、このドル上昇は一過性のものにとどまりボリンジャーバンドのアッパーバンドにタッチしたところで反落となっています(B)。
NY時間では、雇用関連の指標がまちまちとなったことを受け、ドル/円は最初に上昇の反応を示した後、すぐに下落に転じるという荒い値動きとなりました。
その後はドル売り圧力が勝り、ボリンジャーバンドは下方向へのバンドウォークを示現しています(C)。
ただし、DMIを見るとADXが低水準での横ばいを続けていることで、まだ明確な方向性が出ていない状況を確認できます(D)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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