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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/3/3のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMIを表示しています。

昨日の東京時間もドル/円は、小動きの展開が続きました(A)

東京市場では動く材料もなく、欧州時間のECB理事会や翌日の米雇用統計を控えていることなどを理由の取引が手控えられている状況といえます。

81円ミドルを売り込む力はないものの、82円台は重い動きとなっていました。

注目のECB理事会後のトリシェ総裁会見では、「インフレに対するリスクは上向きにシフトした。4月にも利上げの可能性がある」との発言があり、ユーロ買いが急激に進みました。

ユーロ/円の上昇を受けてドル/円も上昇する展開となり、ボリンジャーバンドのアッパーバンドを上抜けています。

このドルの上抜けで、バンドウォークを示現し、82円ミドルまでドルは上昇しています(B)

東京時間でエネルギーを溜めバンドが縮小、その後一気に上抜けてバンド拡大という動きは、バンドウォークの典型的な形状といえます。

DMIを見ても、バンドウォークに合わせてADXが上昇しており、このドル上昇がトレンドを形成していたことが確認できます(C)

提供: FXトレーディングシステムズ
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