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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/2/25のドル円相場の考察

先週のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

先週は、週初からドル/円が軟調な動きとなり、週末には81円前半まで値を下げてきています。

先行スパンを見ると、雲の捩じれのタイミングでローソク足が再び雲を下抜けてきてしまっていることが分かります(A)

また今後、徐々に雲が厚みを増し、上値抵抗が強くなる可能性を示していることがわかります。

さらに週末には、2月10日に上抜けたレジスタンスラインを再び割り込む動きとなっており、下落リスクが高まったことが示唆されます(B)

一目均衡表の遅行スパンとローソク足との関係を見ると、2月に入ってから終始同行の動きが続いていたことが確認できます(C)

しかし、先週末にはその動向の動きに変化が見られ、それがドルの一段の下落へとつながったようにも見えます。

今後、このまま同行するのか、それとも逆行となるのかを見極めることが必要といえそうです。

もっとも、全般にドル下落リスクが高いチャート形状といえますが、Williams%Rを見ると、かなり低水準まで下落してきており、この流れでの下落余地は限られたものと考えられます(D)

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