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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/2/23のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

週初からドル/円は軟調な推移をたどり、再び82円前半まで値を下げてきています。
このドルの下落をみると、一目均衡表の遅行スパンとローソク足との同行の動きが続いていることが確認できます(A)
ただし、本日からは一方的な下への圧力ではなく、反発の可能性も示唆しており、このまま一直線にドルが下落していくと考えることには無理があるように見えます。

もっとも、先行スパンを見ると、再びローソク足が先行スパンの雲を下抜けてきてしまっていることが分かります(B)
本日は、雲の捩じれのタイミングにあたり、まだ反転し再上抜けも十分にありうる位置といえますが、明日以降徐々に雲が厚みを増し、上値抵抗が強くなる可能性を示していることには要注意といえます。

Williams%Rを見ると、かなり低水準まで下落してきており、この流れでの下落余地は大きくはないように見えます(C)

一旦ドルが反発する可能性を考えますが、その場合はどの水準で上値を抑えられてくるかがポイントとなり、上値抵抗が強く反発が限られたものに終われば、再び80円割れへの意識が高まってくるのかもしれません。

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