2011/2/22のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMIを表示しています。 |
昨日は、朝方リビア情勢関連のニュースに突発的な円売り反応が起き、83円ちょうど近辺から83.50円を超える動きとなりました。
ただし、この上昇も瞬間的なもので、すぐに元の水準まで下落し、長い上ヒゲとなってしまっています(A)。
その後は、この上昇の反動でドル売りが強まり83円を割り込みました(B)。
この局面で、ボリンジャーバンドは拡大したものの、ミューディーズによる日本国債の格下げ見通しの報道を受けた円売りですぐに切り返しの動きとなっています。
ドルの上昇は、朝方の高値付近まで戻る動きとなりましたが、ここでもボリンジャーバンドのアッパーバンド抜けはすぐに反転してしまっています(C)。
その後は再びドル下落に転じていますが、ボリンジャーバンドのロアーバンドが下値抵抗となっていることが確認できます(D・E)。
昨日のボリンジャーバンドは一貫して拡大を続けながらも、バンドウォークが起こらず、逆に上下の抵抗となってしまっているという珍しい動きとなっていました。
DMIを見ても、+DIと-DIが交差しながらもADXが低水準での横ばいを続けていたことで、値動きの割に相場に方向性が出ていないことが分かります(F)。
提供: FXトレーディングシステムズ
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