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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/2/2のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、エンベローブ(25SMA±0.5%)、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のドル/円は、アジア時間では81円半ばで方向感なく小動きを続けました(A)。

週末の米雇用統計を占うADP雇用指数をNY時間に控えて、模様眺めムードが強かったといえます。

注目のADP雇用指数は、18万人の増加となり事前予想の14万人を上回ったことから米長期金利が上昇し、外為マーケットはドル買いで反応しました。

この動きでドル/円も上昇しましたが、エンベロープのアッパーバンドに上値を抑えられる展開となっています(B)。

一昨日は、エンベロープのロアーバンドに支えられており、マーケットはレンジ相場を大きく抜けきることが出来ない状況を続けていると言えそうです。

DMIを見ても、ADXが低水準で推移しており、トレンドがないことを示しています(C)。

明日の雇用統計発表まで、このような方向感のはっきりしないマーケットが続くのかもしれません。

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