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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/1/25のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

昨日は、米国の国債入札が旺盛な需要を集めたことから米債券利回りが低下し、これを受けてドルが軟調な動きとなりました。
一時82円を割り込み、戻りも鈍い動きが続いています。

テクニカルで見ると、一目均衡表ではドルの下値不安が高まっていることが示唆されています。
先行スパンの雲を下抜けてしまい、現在82.40円水準の雲の下限が上値抵抗となってしまう可能性があります(A)

また、遅行スパンを見ると日足との順行が続けば、来週まではドルが下に引っ張られる圧力が続くように見えます(B)
ただし、日足との逆行が起きた時は、大きく上に跳ねる可能性もありますので注意が必要でしょう。

Williams%Rを見ても、上値が切り下がってきており、また水準的にもまだ-60%台であり、下値余地が残されていると言えそうです(C)

現在、81円後半に下値抵抗が出来ていますが、これを維持できるのか、下抜けてしまうのか、が今後の焦点となってきそうです(D)
この水準を下抜けてしまうと、再び80円台が視野に入ってくることになり、その後の80円割れの可能性が高まることになることには留意しておきたいところです。

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