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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/1/26のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドDMI(Directional Movement Index)を表示しています。

昨日のアジア時間から欧州時間では、ドル/円は82円を挟んで方向感のない展開に終始しました。
米FOMCを控え模様眺めムードが強かったことがその背景に指摘されます。

NY時間に入ると、米新規住宅販売予想を大きく上回ったことから、景気の先行きに対する期待感が強まり、ドルの買い戻しが進む展開となりました。
ドル/円は、ボリンジャーバンドのアッパーバンドを突き抜け、軽いバンドウォークが確認できます(A)

注目されたFOMCでは、経済見通しは楽観的であるものの、インフレに関しては依然として懸念が少ないという見方などから政策は現状維持となりました。
これを受けて金融市場は神経質な反応となり、ドル/円も瞬間上下に大きく振れる展開となりましたが、その押し込まれる動きで82円前半まで値を下げています(B)

DMIを見ても、ADXが低水準で横這いを続けており、方向感のないことが示唆されています(C)
81円後半の下値抵抗をクリアーに下抜けるまでは、82円台での膠着した相場は続くのかもしれません。

提供: FXトレーディングシステムズ
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