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テクニカルで検証する昨日の相場

2011/1/3のドル円相場の考察

新年、明けましておめでとうございます。
本年もよろしくお願い申し上げます。

年末年始のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]

チャートはドル/円の日足、一目均衡表Williams %Rを表示しています。

年末年始は、円高が進む展開となりました。
再び80円台に突入する局面もあり、一段の円高加速への警戒感が強まっています。

テクニカルにもドル安を示唆または確認するサインが相次いで出ていました。
まず、一目均衡表の先行スパンの雲を下抜けしました(A)
また、遅行スパンが日足と逆行した結果、相場が加速する動きとなっていることが分かります(B)
そして、ダブル・トップの形状が形成されています(C)
これらは、すべて82円前半がキーレベルとなっており、この水準を割り込んだことによりドル売り圧力が強まったと言えそうです。

現状では、完全にドル売り相場となっており、目先転換の兆しはありません。
当面ドルの下値トライには警戒が必要な状況といえます。

ただし、Williams%Rが持ち直しの可能性を見せており、低位での持ち合いに入ることも否定できないでしょう(D)

また、遅行スパンからは今週末に再び順行か逆行による大きな相場変動が起こる可能性を示唆しており、注視したいところです。

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