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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/12/9のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートはドル/円の1時間足、エンベロープ(SMA±0.3%)Williams%Rを表示しています。

一昨日の上昇は、エンベロープのアッパーバンドの上を動いており力強さを示唆するものでしたが(A)、昨日は一転ドルの上値の重い展開が続きました。

アジア時間に下値を試し84円を割り込んだもののエンベロープのロアーバンドで止められて反転しています(B)
しかし、ドルの戻りも84円台前半は非常に重く、海外時間では欧州の財政危機問題への懸念や米国金利の低下を材料にドル売り・円買いが進みました。

もっとも、このドルの再下落もエンベロープのロアーバンドが下値抵抗となっていたことが確認できます(C)

Williams%Rとローソク足の動きからは、海外時間でのドル下落では軽いダイバージェンスを観察できていることもあり、ドルの下値は限られたものとなる可能性がありそうです(D・D’)

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