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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/11/16のドル円相場の考察

昨日のユーロ/ドル相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートはユーロ/ドルの1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

昨日の東京時間は、ダドリーNY連銀総裁が、「米政策の目標は金融緩和であり、ドルを特定の水準に押し下げることではない」、「6千億ドルの国債買い入れは、0.75%の利下げに相当」との発言でドル売圧力が強まり、ユーロ/ドルは緩やかながら上昇し1.36ドル台を回復しました(A)

MACDを見ると、この上昇に先駆けてユーロ買いサインへ転換していることが確認できます(B)

しかし、海外市場に入るとアイルランドの財政懸念問題が再燃し、さらにはそれが他国へ波及するとの不安も高まったことで、一転ユーロ売りが優勢となる地合いに変化し、ユーロ/ドルは7週間ぶりの安値水準である1.34ドル台へ下落しました。
この動きでは、ボリンジャーバンドのバンドウォークが観察され、ドル売りエネルギーが強く放出されたことが確認できます(C)

MACDもこのユーロ売りの動きを受けて売り転換をしており、バンドウォークの動きと整合する形となっています(D)

その後、大きな戻しもないままユーロ/ドルは安値圏でNYの引けを迎えています。

提供: FXトレーディングシステムズ
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