2010/09/2のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、DMI(Directional Movement Index)を表示しています。 |
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昨日のドル/円は神経質な動きが続きました。
84円台前半で方向感のない動きとなっています。
下値はサポートラインSで支えられ、上値はレジスタンスラインRで抑えられ、現状では三角持ち合いとなっています。
また、ボリンジャーバンドが収縮してきていることからも、相場のこう着感が確認でき(A)、DMIをみてもADXが低下し続け低水準にあることでトレンドがないことが分かります(B)。
今後は、この持合いをどちらに抜けるかですが、チャートの形状からはやや下値のサポートの方が強い感じです。
逆に、こうした形状の時に下抜けしてしまうと、相場が加速するリスクには注意が必要でしょう。
ボリンジャーバンドのブレイクアウトにも注意しておきたい動きといえます。
【テクニカル一口解説】
1. ADX
ADXは、RSIやパラボリックを開発したワイルダーが、市場の状況を見極めるために開発した指標であるDMI(Directional Movement Index)(方向性指標)の構成要素の一つです。
ADXは、低水準であれば相場にはトレンド性が無く逆張り思考で考え、高水準であればトレンドを確認し順張り思考で考えます。
ADXが高水準であれば移動平均線やパラボリックなどの「順張りテクニカル」を参考にします。逆に、低水準であれば、RSI等の「逆張りテクニカル」を参考にします。
提供: FXトレーディングシステムズ
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