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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/05/14のドル円相場の考察

先週一週間と週末金曜日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャート1は、ドル/円の日足、一目均衡表、Williams%Rを表示しています。

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チャート2は、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドMACDを表示しています。

先週は、先々週のドル急落の後の反動の戻りを受けて92円台を中心とした持ち合いが続きました。
ただし、波乱相場の後だけにレンジ相場ながらも上下にヒゲの長い荒い相場展開だったといえます。

しかし、週末には、週を通じて下値を支えてきた先行スパンの雲の中に再び実体が入り込んでしまっています(A)
雲の下限が91円ミドルにありますので、これを割り込んでしまうと、下値不安が強くなる可能性があり要注意といえそうです。

また、Williams%Rもまだ下げ余地を残しているように見え、ドルの下落に対する注意は怠れないといえそうです(B)

一方、チャート2で金曜日の動きを見ると、確かに海外時間に入りドル売り圧力が強まったことが確認されます(C)
しかし、ボリンジャーバンドの下抜け時間は短く、その後のドルの買い戻しでNY引けにかけて92円ミドルまでドルが値を戻す展開となっています(D)
1時間足を見る限り、このままドル下落基調が続くようには見えません。

MACDを見ても引けにかけて陽転しており、短期ではドルが戻る可能性も示唆されています。

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