2020/1/13のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/12/23)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京市場休場の中、
ドルが堅調な動きを続けました。
前週末に安値圏で終わったものの、
週明けは109円半ばでしっかりとはじまり、
じりじりと上昇する動きとなりました。
欧州勢が参入すると、一段とドル買いムードが強まり、
109円90銭水準まで上昇しました。
米中貿易協議の「第1段階合意」の署名式を15日に控える中、
投資家のリスク選好姿勢が強まったことが背景にあると指摘されます。
NY時間に入ると、ブルームバーグ通信が
「米は中国を為替操作国リストから外す方向で検討している」と報じたことも
ドル買いにつながり、昨年5月以来の水準である109円95銭まで上昇しました。
ただし、テクニカルで見ると、NY時間は価格が上昇するもののRSIは軟化しており、
またMACDも売り転換していることから、短期的には110円を前に
いったん調整する可能性が示唆されています。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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