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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/11/15のドル円相場の考察

先週末のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/10/28)(PDF)

●デイリーレポート
先週末のドル/円相場は、
前日海外でつけた2週間ぶり安値から切り返す動きとなりました。
本邦輸入企業などのドル買いが先行し、
また香港株の反発や日経平均の上げ幅拡大も円が軟化の要因と
なったとの指摘があります。

海外時間に入っても、ドルはじり高の動きを続けました。

米国家経済会議(NEC)のクドロー委員長が、
米中貿易協議の部分合意について「近づいている」と述べたと
伝わったことで米中通商協議の進展期待が強まり、
米国株相場も上昇、ドル買いが優勢となり一時108円86銭まで
上昇しました。
11月米ニューヨーク連銀製造業景気指数や10月米輸入物価指数、
10月米鉱工業生産指数、9月米企業在庫などが予想より弱い内容と
なったものの、市場に目立った反応はありませんでした。

テクニカルで見ると、MACDが終始買いサインを継続しており、
ドルの上昇をサポートしていたことが確認できます。
ただし、RSIは頭打ちとなっており、109円台に突入する勢いがなかったこと
が示唆されていました。

今週も、先週に続き米中通商交渉の行方をにらみながら
神経質な動きが継続するものと思われます。
ただし、当局者からはポジティブな発言が多くなってきており、
市場ではドルの底堅い動きが期待されています。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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