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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/8/30のドル円相場の考察

先週末(8月30日)のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/08/19)(PDF)

●デイリーレポート
先週末のドル/円相場は、本日米国がレーバーデーで休日ということもあり、
全般的に模様眺めムードが強いなか、
ややドルの上値が重い動きが続きました。

前日のニューヨーク市場では、米中が来月に
通商協議の再開を検討していると伝わったことで、
貿易戦争を巡る懸念が後退しドルが買い戻されたものの、
その上昇分をゆっくりと消化するように軟化しました。

ロンドン市場朝方に米債利回りの上昇などから
106円台半ば超えまで値を戻した後、調整が入った流れを受けて、
NY朝方は再びドル売りが優勢となり、
106円11銭の安値を付ける動きとなりました。

この下落で、ボリンジャーバンドの下抜けと
短時間のバンドウォークが実現しましたが、
106円を割るほどの勢いがなかったことがわかります。

NY午後は、NY勢の長い週末を前に積極的な取引を手控える動きが目立ち、
106円前半で小動きのままNYを引けています。

週末の米関税引き上げなど、米中貿易摩擦を警戒し、
本日はやや円高の105円台でスタートしたものの、すぐに106円台に戻しており、
基本的には106円台での取引が続きそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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