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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/8/19のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/08/19)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間では
106円前半での小動きとなりました。

朝方の取引で、トランプ大統領が
ファーウェイとビジネスを行うことは望んでいないと
一部報道が伝わったことで売り優勢となる局面があったものの、
下値は限定的でした。

その後は、ドルが底堅く推移し
106円50銭を上抜ける動きとなりました。

米商務省が、ファーウェイへの
一部製品の輸出禁止措置を猶予する期間を延長すると発表し、
米中対立に対する警戒がやや和らいだことが
その背景にあると指摘されます。

ドルは一時106円70銭の高値を付けましたが、
パウエル米連邦準備理事会(FRB)議長の23日の講演を見極めたいとの雰囲気が強く、
上値を追いかける勢いは乏しかったといえます。

テクニカルで見ると、現在は8月15日の安値を起点とした
サポートラインに支えられて上昇しており、
流れはドル高方向にあるといえます。
逆に、サポートラインを割り込んでくると
短期的な調整の可能性が高まるため注意が必要でしょう。

パウエルFRB議長の講演に注目が集まっており、
本日も大きな動意は期待しにくいものの、
米10年債利回りや株式市場の上昇を受けて
ドルの底堅い展開を予想する市場参加者が多いようです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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