2019/7/30のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/07/29)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京午前は前日の海外市場の流れを受け
ドルが堅調な動きとなり、一時108円94銭の高値を付けました。
この上昇で前日の高値を上抜けたものの、RSIは高値更新することができず、
上値の詰まった形となり、その後は反落に転じました。
その後は、欧州序盤までドルは軟調な動きを続け
108円45銭まで押し戻されました。
NY時間に入ると、6月中古住宅販売成約指数や
米7月消費者信頼感指数が予想を上回ったためドル買いが優勢となり、
108円70銭まで値を戻しました。
英国の欧州連合(EU)離脱を巡り、
英首相に就任したジョンソン氏は強硬姿勢を崩しておらず、
合意なき離脱への懸念から英ポンドに対してドルが買われことが、
対円でのドル買いにも波及したとの指摘もあります。
NYの引けにかけては、本日の米連邦公開市場委員会(FOMC)の結果発表を前に、
持ち高調整が中心の動きとなり108円60銭縫い準まで値を戻して引けています。
本日は、FOMCを控えて、結果待ちの様子見姿勢が続きそうです。
FOMCでは予防的利下げが確実視されており、昨日時点での利下げ確率は
0.25%が82%、0.50%が18%となっているようです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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