2019/7/29のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/07/29)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京午前はドルがやや売られて
108円42銭の安値を付けました。
英ポンドが対ドルで2年3カ月ぶり安値を更新し、
対円でも18日につけた年初来安値へ迫ったことで、
ドル/円でも円買いが優勢となったことが要因との指摘があります。
この下落で、ボリンジャーバンドを下抜けましたが、
一過性の動きですぐに反発に転じました。
その後は108円半ばで方向感のない動きが続きましたが、
NY時間に入ると米連邦公開市場委員会(FOMC)を30~31日に控え、
持ち高調整目的のドル買いが出て、一時108円90銭の高値を付けました。
トランプ米大統領がFRBの利上げを改めて批判し
「小幅な利下げでは十分ではない」とツイッターに投稿したことも話題にはなったものの、
市場への影響は限定的でした。
本日は、日銀金融政策決定会合が行われ、
フォワードガイダンスの強化が打ち出されるかに注目していますが、
本日から明日にかけて開催される米FOMCや米中通商協議を控えて
動きづらい展開が続きそうです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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