2019/7/16のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/07/15)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京時間では108円を挟んで
方向感のない動きが続きました。
欧州時間序盤にドルが買われたものの、すぐに反落、
東京と同様に108円を挟んで小動きとなりました。
NY時間に入ると、6月の小売売上高が前月比0.4%増加と
4カ月連続で増え、伸び率は市場予想の0.1%程度を上回ったことから
ドル買いが優勢となり、一時108円37銭の高値を付けました。
良好な米経済指標を受けて景気減速への警戒感が後退し、
米長期金利が一時2.14%と前日比で0.05%上昇したことも
ドルの支援材料となったと指摘されます。
この上昇で、ボリンジャーバンドの上抜けと
バンドウォークが形成されたことが確認できます。
ただし、欧州高値を上回ったものの、RSIは高値を更新できておらず、
ドルの上値の詰まった印象となっています。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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