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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/5/30のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/05/27)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京から欧州時間にかけては
ドルが底堅く推移しました。

東京朝方の取引では、本邦輸入企業のドル買いが見られたほか、
前日に1年8カ月ぶりの水準まで低下した米長期金利が
2.26% 台まで持ち直したことで、ドルは下支えされました。

ただし、米長期金利の反発が頭打ちとなると、
ドルの上昇は一服する動きとなりました。

欧州時間には前日の高値を上回ってきたものの、
RSIは横ばいでやや上値の詰まった形となっていました。

NY時間に入ると、NYダウが3営業日ぶりに反発したことを好感して
ドル買いが優勢となり、一時109円92銭まで上昇しました。

しかし、米1-3月期コアPCE改定値が予想外に下方修正され
3年ぶりの低水準になったことや、4月中古住宅販売が減少したことから
景気後退懸念が強まり、ドルは急速に値を下げ109円47銭まで反落し、
109円60銭水準でNYを引けています。

NY時間の上昇で上方ボリンジャーバンドにタッチしたものの
上値抵抗として機能しており、
またその後のドル下落でMACDが売り転換していることから、
本日はややドルの上値の重い動きが予想されます。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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