2019/4/4のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/04/01)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京午前に111円52銭まで上昇したものの、
実需の買い一巡後は、日本株が前営業日比マイナス圏に沈むのを眺めつつ、
じり安の動きとなりました。
東京午後に入っても模様眺めムードの中ドルは軟調で、
欧州序盤には111円33銭まで念化しました。
しかし、NY序盤では、新規失業保険申請件数が
市場予想に反して前週から減少し、1969年12月以来の低水準となったことで
ドル買い優勢となり、111円半ばを回復しました。
テクニカルで見ると、ドルの上昇に先駆けて
MACDが買い転換していることがわかります。
また、この上昇でボリンジャーバンドを上抜けています。
その後、米中の貿易協議が最終合意に近いとの期待もあり、
一時111円68銭まで上昇しましたが、米雇用統計を控えて
内容を見極めたい市場参加者も多く、さらなる上値追いには至りませんでした。
本日は、米雇用統計の発表を控え、
東京時間では111円半ばで様子見の動きが続きそうです。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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