2019/3/18のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/03/18)(PDF)
●デイリーレポート
昨日のドル/円相場も、111円台で模様眺めの動きとなりました。
東京時間の値幅は15銭程度で株式市場が底堅い動きとなったものの、
ほとんど反応しませんでした。
NY時間に入って、19日から開かれる米連邦公開市場委員会(FOMC)を控え、
持ち高調整の円買い・ドル売りが優勢になりドルも軟化したものの、
安値は111円30銭まででした。
今回のFOMCでは政策金利の据え置きはほぼ織り込まれているものの、
会合後に示す政策金利見通しや、経済見通しの下方修正を予想する
市場参加者が多いようです。
テクニカルで見ても、NY時間のドル下落ではボリンジャーバンドを下抜けていますが、
一過性の動きであり、MACDもマイナス圏内で売りサインとなっているものの
強い勢いを感じることができず、明確な方向感がありません。
日足ベースで見ると、現状のレベルは200日移動平均水準にあり、
相場にとって居心地がよい水準なのかもしれません。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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