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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/3/7のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/03/04)(PDF)

●デイリーレポート
3月7日のドル/円相場は、111円台後半での小動きが続きました。
前日の米国株安に続いて、日本や中国の株価が下落したことで
ドルの上値の重さが意識されたものの、東京から欧州の時間にかけては
欧州中央銀行(ECB)の理事会や本日の米雇用統計を控えて、様子見ムードの強い動きとなりました。

また、近く権利行使期限を迎えるオプションに関連する売買が、
値動きを抑制していたとの指摘もあります。

ECB理事会では、ユーロ圏の成長率と消費者物価上昇率の見通しを大幅に下方修正し、
フォワードガイダンスを修正し年内の利上げを見送る方針を示したことで
世界景気の先行き不透明感も一段と強まり、米長期金利が低下、
ドルも一時111円48銭まで下落しました。

ただし、本日の米雇用統計を見極めたいとの思惑も強く、
一段のドル安にはつながっていません。

テクニカルで見ても、ボリンジャーバンドのバンド幅に大きな拡大は見られず、
RSIも下値を切り下げることができていないことから、
明確な方向性を確認できない相場が続いているといえます。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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