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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/2/26のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/02/25)(PDF)

●デイリーレポート
2月26日のドル/円相場は、東京朝方からドルの上値の重い動きが続きました。
前日海外で一時111円24銭と、昨年12月27日以来2カ月ぶり高値をつけた反動や
アジア株全般が伸び悩んだことが材料との指摘がありました。
テクニカルで見ても、東京午前にはMACDが売り転換しており、
ドルの軟調さを示しています。

東京午後から欧州時間にかけては110円後半での小動きとなりましたが、
NY時間に入ると2月の米消費者信頼感指数が前月比で4カ月ぶりに上昇し、
市場予想を上回ったことからドルが持ち直す局面があったものの
ドル売りが優勢な地合いが続きました。

パウエルFRB議長が米上院銀行委員会の証言で、世界経済や政府の政策を巡る不透明感などを理由に
「金融政策の変更には忍耐強くなれる」と改めて主張し、
連邦公開市場委員会(FOMC)の金融政策におけるハト派方針を再確認したことから
ドルは一時110円43銭まで下落しました。

また、英国が欧州連合(EU)離脱を延期するとの思惑からポンド高・ドル安が進んだことも
対円でのドル売りを加速させた要因との指摘もありました。

週初に111円台を付けたものの定着できずに再び110円半ばへ通し戻されているため、
目先先週同様の110円台での方向感のない動きが続きそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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