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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/2/20のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/02/18)(PDF)

●デイリーレポート
2月20日のドル/円相場は
東京午前の取引で110円半ばから110円93銭円まで上昇し、
14日以来1週間ぶり高値を更新しました。
本邦実需筋に加え、米系ファンド勢ら短期筋の買いも持ち込まれたとの指摘があります。

その後は110円後半でもみ合いながら、
欧州時間には110円95銭まで上昇しました。
この上昇で、ボリンジャーバンドの上方バンドにタッチしたものの、
バンド幅の拡大にはつながらず、上値の重さが意識される形となっていました。

NY時間に入ると、1月開催分の米連邦公開市場委員会(FOMC)議事録が
ハト派色を強めるとの思惑で、ドル売りが一時優勢となり
110円63銭まで下押しましたが、議事録要旨の
「幾人かの参加者は、経済が予想通りに推移するなら
 年内の利上げが適切になるとの見方を示した」との内容から、
FOMCがハト派一色ではないとの見方が強まりドル買いに反応、
110円80銭水準を回復してNYを引けています。

米ワシントンで続いている米中の貿易交渉が合意に向かっているとの思惑も
ドルを支える要因となっていたとの指摘もあります。
ドルは下値を切り上げてきており、
111円をクリアーに抜け111円台に定着できるかが注目されます。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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