2019/1/16のドル円相場の考察
1月16日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2019/01/16)(PDF)
●デイリーレポート
1月16日のドル/円相場は、108円後半で東京がスタートした後、
日経平均の下げ幅拡大や本邦実需筋のドル売りを受けて、一時108円37銭まで下落し、
上値の重さが意識される動きとなりました。
しかし、108円前半ではドル押し目買いの意欲も強く下げ渋り、
欧州勢の参入とともに買い戻しが優勢となりました。
欧州時間にMACDが買い転換しており、海外時間でのドル上昇を示唆する形となっています。
NY時間に入ると、米国の住宅関連指標が予想を上回ったことや
米大手金融の好決算を受けて投資家心理が改善したことで、
リスクオフのムードが後退しドルが買われる動きとなりました。
ドルは一時109円20銭まで上昇し109円台を維持して引けています。
ただ、価格の大幅上昇にもかかわらず、RSIが頭打ちとなっており、上値の詰まった印象を受けます。
また、上昇しているボリンジャーバンドの上方バンドに絡みながら相場も上昇しているものの、
下方バンドの動きが不安定でバンドウォークにはつながっておらず、
これも上昇力に限りがあることを示唆しているように見えます。
※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンド、RSIを表示しています。
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