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テクニカルで検証する昨日の相場

2019/1/3のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/12/17)(PDF)

●デイリーレポート
1月3日のドル/円相場は、東京時間朝方にドルが急落する動きとなりました。

前日にアップルの売上見通し下方修正によりNYダウが急落したことを受けて
リスク・オフムードが高まり、ドル売りが先行し、108円を割り込むと
ストップロスのドル売りを巻き込みながら一気に104円62銭まで下落しました。

東京が正月休みであり、時間帯的にもNY引け後の薄いマーケットであったことで
相場の動きが加速したといえます。

ただし、ストップロスが一巡するとドルの買い戻しが優勢となり107円台を回復、
その後は107円台を中心とした方向感を決めにくい相場が続きました。

NY時間に入ると米国の12月ISM製造業景況指数が予想以上に悪化し、
2016年11月以降ほぼ2年ぶり低水準となったことやNYダウが一時600ドル以上
下落したことからドル売りが強まる局面もありましたが、本日に米雇用統計の
発表を控えていることなどからポジション調整のドル・ショートカバーが入り
108円台を回復し107円70銭水準でNYを引きえています。

東京勢が休んでいるうちに、相場は昨年の安値水準まで下落し、
その後は108円台を回復するというボラタイルな動きとなりました。

本日は、昨日のNYダウが大幅安となっていることで大発会の日経平均株価の
軟調スタートが予想されることから、ドルも上値の重い動きで始まりそうです。

ただし、米雇用統計を見極めたいという思惑も強く、
東京時間は動きにくい展開となる可能性も高いでしょう。

※チャートはドル円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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