2018/11/27のドル円相場の考察
11月27日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/11/26)(PDF)
●デイリーレポート
11月27日のドル/円相場は、東京から欧州時間にかけて113円半ばから後半での底堅い足取りを続けました。
日本株市場も堅調な動きで、これもドルを下支えした要因と指摘されます。
NY時間に入ると、11月の米消費者信頼感指数が5カ月ぶりに低下したことや9月のケース・シラー住宅
価格指も予想を下回ったことなどを受けてドル売りが先行し、一時113円48銭まで値を下げました。
しかし、その後クドロー国家経済会議(NEC)委員長が「トランプ大統領は中国と
合意することにもオープン」との発言が伝わると米中貿易摩擦激化への懸念が後退し、
ドル買いが優勢となり113円84銭まで上昇しました。
米連邦準備理事会(FRB)のクラリダ副議長の講演での発言が、政策金利が「中立金利に近づいている」
と指摘した16日の講演に比べハト派色がやや後退したと受け止められたこともドルを下支えしました。
NYでのドル上昇では、ボリンジャーバンドの上抜けと小さいバンドウォークが
形成されていることが確認できます。
※チャートはドル円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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