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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/10/8のドル円相場の考察

10月8日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/09/24)(PDF)

●デイリーレポート
10月8日のドル/円相場は、東京が休日の中、朝方はドルが堅調な動きで
114円回復を窺う動きとなりました。
しかし、高値は113円94銭までで114円の壁に跳ね返され高値圏での小動きとなりました。

欧州時間に入ると、中国株安を受けた欧州株の下落やイタリアの予算計画をめぐる
懸念などからリスクオフの流れが強まり、113円前半まで軟化する動きとなりました。

このドルの下落でMACDが売り転換しており、その後のドルは軟調な動きを示唆しています。

NY時間に入ってもドルの上値の重い動きは続き、113円を割り込むとストップロスの売りを巻き込み、
一時112円82銭まで下落しました。

中国を訪問したポンペオ米国務長官は「中国と根本的な意見の相違がある」との見方を示したことから、
米中貿易摩擦激化が懸念されたこともドル下落の背景にあったとの指摘もあります。

欧州時間のドル下落ではボリンジャーバンドを下抜けたもののバンドウォークは騙しで終わっていますが、
NY時間のドル下落時には値幅は小さいながらもバンドウォークが形成されていたことがわかります。

NY終盤にかけては、短期ドル・ロングの投げが一巡すると、押し目買いの動きが強まり
113円台を回復してNYを引けています。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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