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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/9/12のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/09/10)(PDF)

●デイリーレポート
9月12日のドル/円相場は、東京時間では前日海外市場で全般に円が売られた流れを引き継ぎ、
111円半ばでのスタートとなったものの、徐々にドルの上値が抑えられる動きとなりました。
2年7カ月ぶりの安値圏まで下落している上海総合株価指数が嫌気されたとの指摘もあります。

テクニカルを見ると、東京午前にはMACDが売り転換しており、
その後のドル下落を示唆する形となっていたことがわかります。

その後NY時間序盤までは111円半ばでのこう着した取引が続きましたが、
8月の米生産者物価指数が1年半ぶりに前月比でマイナスとなったことを受け、
米国の物価上昇への警戒感が和らぎ、米長期金利が低下、ドルも軟調な動きとなりました。

その後、ムニューシン財務長官ら米政府高官らが今週、中国に対し通商交渉再開を求めたとの
報道にドルが反発する局面があったもののドル売りの流れは継続し、一時111円12銭の安値を付けました。

このドル下落で、ボリンジャーバンドを下向け、バンドウォークが形成されていることが確認できます。

本日は中国株の行方が注目されるほか、トルコ中銀の金融政策決定会合を控えており
リスク・オフのムードになりやすく、市場は様子見で動きにくくなることが予想されます。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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