TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2018/9/11のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2018/9/11のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


拡大画像はこちら

●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/09/10)(PDF)

●デイリーレポート
9月11日ドル/円相場は、東京朝方111円水準でスタートした後、仲値にかけて実需の
買いに支えられ111円半ばまで上昇しました。

また、半導体大手のルネサスエレクトロニクスが米半導体メーカーのインテグレーテッド・
デバイス・テクノロジーの買収を決議したとの発表もドル高につながったとの指摘もあります。

この上昇で、ボリンジャーバンドを上抜け、小さなバンドウォークを形成したものの、
RSIは横ばいであり、明確なトレンドにはつながらず、緩やかな上昇にとどまりました。

欧州時間では、ややドル売りが優勢となる局面があったものの、NY時間に入ると米8月
NFIB中小企業楽観指数や7月JOLT求人件数がそれぞれ過去最高を記録、米国経済の
成長期待が一段と強まったことで米長期金利が一時2.98%と8月上旬以来の水準に上昇し、
ドル円も111円64銭の高値を付けました。

もっとも、ボリンジャーバンドのバンド幅の明確な拡大もなく、
MACDとシグナルも交錯しており、上昇の流れに勢いは感じられません。

111円台半ばから後半ではドル売り意欲が根強いとの指摘もあり、
112円を試しきれない場合には調整的なドル反落には注意が必要でしょう。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

提供: FXブロードネット
ボリンジャーバンドRSIMACDなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット☆@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ