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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/8/22のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/08/20)(PDF)

●デイリーレポート
8月22日のドル/円相場は、前日のNY市場の流れを引き継ぎ、ドルが押し下げられました。

バージニア州連邦地裁陪審が、トランプ陣営の元選対本部長に有罪評決を下したことや、
トランプ大統領の元個人弁護士がニューヨーク連邦地裁で、16年の大統領選挙中に
トランプ氏との不倫関係を主張した2人の女性 に、トランプ氏の指示で口止め料を
支払ったと証言したことなどのニュースがドル売り材料となったとの指摘もあります。

ただし、ドルの安値は110円03銭までで110円を割るには至りませんでした。

その後はドルのショートカバーが優勢となり110円半ばまで値を戻し、
海外時間に入っても米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表をにらみ、
110円前半での模様眺めが続きました。

FOMC議事要旨では、参加者の多くが「早い時期に金融緩和の解除を一段と進めるのが適切」
とみていたことが分かり、9月の追加利上げが示唆されたとの判断から110円62銭まで上昇しました。

ただし、110円半ば以上ではドルの売り圧力も強く、110円50銭水準でもみ合ってNYを引けています。

また、NY時間のドル上昇で東京時間の高値を上抜いてきたものの、RSIは水準を切り下げており、
上値の詰まっている印象となっています。

明日にワイオミング州ジャクソンホール(地名:Jackson Hole)で行われる
パウエル連邦準備制度理事会(FRB)議長の講演を控え、本日も110円台での
模様眺めの動きが続きそうです。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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