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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/8/21のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/08/20)(PDF)

●デイリーレポート
8月21日のドル/円相場は、海外市場でドルが売られた流れが続き、
昼前に一時6月27日以来2カ月ぶり安値である109円77銭まで下落しました。

トランプ米大統領が、ロイターとのインタビューで、米連邦準備理事会(FRB)
の利上げ方針を「気に入らない」と発言したことを嫌気しているとの指摘がありました。

この下落では、前日のNY引けにかけての動きからの継続でボリンジャーバンド
のバンドウォークが続く形となっています。

その後はドルを売り込む勢いもなく、欧州からNY前半まではポジション調整で
ドルの買い戻しが優勢となる動きで、110円58銭まで値を戻し、
一昨日からのドルの押しをほぼ取り戻す形となりました。

ただし、上値では上方ボリンジャーバンドが上値抵抗として機能しており、
バンドへタッチした後は110円前半まで反落してNYを引けています。

週後半に向けては、米連邦公開市場委員会(FOMC)議事要旨の公表や
パウエルFRB議長の講演など重要イベントに向けてポジション調整中心の
動きが継続される可能性が高いため、方向感の出にくい神経質な相場が予想されます。

※チャートは、ドル/円の一時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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