2018/8/7のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/08/06)(PDF)
●デイリーレポート
8月7日のドル/円相場は、東京時間では目立った材料がなく、
動意に乏しい時間帯が続き111円前半での小動きが続きました。
欧州時間に入ると、特に材料のないなかポジション調整のドル売りが優勢となり、
一時110円99銭と111円を割る場面がありました。
この下落では、ボリンジャーバンドの下抜けと軽いバンドウォークの発生が確認できます。
ただし、この下落で価格は安値を更新したものの、RSIは切り上げってきており、
その後のドル反発を期待させる形となっています。
NY時間に入ると、米国の6月JOLT求人件数が予想を上回ったことや、
3年物米国債入札の低調な結果などを受けて米国債全般が売られ10年物米国債利回りが
上昇したことなどを材料にドルの買い戻しが優勢となって111円半ばを回復してNYを引けています。
日銀決定会合、米連邦公開市場委員会(FOMC)、米雇用統計など重要イベントを
先週通過したこともあり、マーケットは夏休みモードに入りつつあるとの指摘もあり、
今週は明確な方向感が出ることは期待しにくいかもしれません。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています
提供: FXブロードネット
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