2018/7/5のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/07/02)(PDF)
●デイリーレポート
7月5日のドル/円相場は、東京時間は110円半ばで始まり、
実需の売買が集中する五・十日ということもあり仲値前に高値110円61銭をつけましたが、
その後中国株が下げ幅を広げた場面で日経平均もつれ安となり、
ドルも110円28銭まで軟化する動きとなりました。
明確な方向感がなく、110円前半で小動きといえましたが、東京午後3時過ぎに
ユーロが急騰、ユーロ/円も128円半ばから129円半ばへ一気に上昇しました。
これを受けてドル/円も110円70銭水準に急上昇する動きとなりました。
欧州中央銀行(ECB)の政策担当者の一部が、来年末まで利上げがないと
市場が見込んでいることに神経をとがらせていると伝えた
ブルームバーグの報道が話題になったという指摘もあります。
ただし、東京時間での上下動でボリンジャーバンドの上抜け、
下抜けが起きていますが、バンドウォークにはつながらず、
方向感がないことが示されています。
その後海外時間に入ると、本日の米雇用統計を前に模様眺めムードが強く、
米ADP雇用報告や米ISM非製造業景況指数、FOMC議事要旨の発表などがあったものの
相場への影響は限定的で110円後半での小動きが続きました。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
提供: FXブロードネット
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