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テクニカルで検証する昨日の相場

2018/6/21のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/06/18)(PDF)

●デイリーレポート
6月21日のドル/円相場は、東京時間はドルが堅調に推移しました。
日本株が上昇したことや米10年債利回りが2.9%半ばまで
上昇したことを材料に、一時110円76銭の高値を付けています。

この間、相場はボリンジャーバンドの上方バンドに絡んだ動きとなっているものの、
明確なバンドの拡大にはつながらず、はっきりとしたバンドウォークにはなりませんでした。

欧州時間に入ると利食いのドル売りが先行しましたが、
大きな下押しにはつながらず、NYスタートでは110円60銭水準を回復しています。
その後発表された米フィラデルフィア地区連銀の6月連銀業況指数が19.9と、
前月の34.4から大幅に低下し、約1年半ぶりの低水準となりました。
これを受けドルは反落、109円85銭まで急落する動きとなりました。

もっとも、MACDを見ると欧州時間の反落時にはすでに売り転換しており、
その後の下落を示唆していたことがわかります。

ドル/円は先週に引き続き111円台を前に跳ね返されており、
やや上値の重さを感じさせる動きとなっています。
本日も110円を挟んで明確な方向感のない動きが続きそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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