2018/5/4のドル円相場の考察
先週末のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/04/23)(PDF)
●デイリーレポート
5月4日のドル/円相場は、東京市場が連休のなか、
米雇用統計を控えて模様眺めの動きが続き109円前半での小動きが続きました。
注目の米雇用統計では、失業率が3.9%と2000年12月以来の4%割れで
あったものの、非農業部門雇用者数が16.4万人増と予想を下回り、
最注目の平均時給は前年比2.6%とこちらも予想を下回りました。
この結果を受け、ドルは一時108円65銭まで一気に下落しました。
ただし、売り一巡後は米国債利回りや米株の上昇と伴に買い戻され
109円台を回復する動きとなっています。
先週は、週前半で110円台を付けた後、週末に向けて調整の動きが優勢となりましたが、
流れが大きく変わったとは言えず、ドルの底堅い動きが続きそうです。
テクニカルで見ても、先週末は価格の下落にもかかわらず、
RSIは下値を切り上げてきており、ドルの反発の可能性を示唆する形となっています。
ただし、110円以上ではドル売りオーダーが集まってくると思われ、上値も限定的かもしれません。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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