2018/4/16のドル円相場の考察
昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/04/16)(PDF)
●デイリーレポート
4月16日のドル/円相場は、前週末の英米仏軍のシリア攻撃でも
市場に大きなインパクトは見られず、107円前半から半ばの
狭いレンジ内を上下する展開となりました。
しかし、日米首脳会談を控えてドルを買い進む状況にはなく、
ドルの上値の重い印象の相場となりました。
海外時間に入っても、同様の動きが続き107円前半での狭い取引となりました。
3月の米小売売上高は前月比で4カ月ぶりに増加したものの、
市場への影響は限られたものとなっています。
その後、トランプ米大統領がロシアや中国を「通貨切り下げをしている」と
非難したことなどから、貿易摩擦懸念が再燃し、107円014銭の安値を付けました。
日米首脳会談で米国が円安をけん制するとの見方も残っており、
ドルの上値を抑える要因となっていると指摘されます。
テクニカルでは、昨日一貫してRSIが50を下回って推移しており、
ドルの上値の重いことを示唆していました。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
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