2018/2/23のドル円相場の考察
先週末のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2018/02/19)(PDF)
●デイリーレポート
2月23日のドル/円相場は、東京朝方はなだらかに上昇し、
107円にタッチしたもののしっかり乗せることはできず、
前日の下落分を取り戻すことはできませんでした。
欧州時間に入ると、米債利回りが低下基調で推移したことを受け
ドル売り優勢となり、106円台後半で頭の重い動きが続きました。
NY時間に入ってもドルの上値は重く、取引中盤にボストン連銀の
ローゼングレン総裁が、「低金利がしばらく続く可能性がある」と
指摘したことが伝わると、106円51銭まで下落しました。
この下落で、ボリンジャーバンドを下抜けたものの、ヒゲだけの
騙しに終わり、ドルの下攻めも勢いがないことが示唆されています。
NY引けにかけては米短期債利回りが反発し、
ドルも106円台後半に値を戻して週を越えています。
今週は27日にFRBパウエル新議長の議会証言が予定されていますが、
ローゼングレン・ボストン連銀総裁が指摘したように、パウエル議長も
早急な利上げには慎重な姿勢を示す発言をするかどうかが注目されます。
※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンド、RSI、MACDを表示しています。
提供: FXブロードネット
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