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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/9/19のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/09/11)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、日経平均の上げ幅拡大や米長期金利の反発を受けて、
東京時間に一時111円88銭と約2カ月ぶりの高値を付けました。

ただし、この上昇でボリンジャーバンドを上抜けましたが、一過性の動きで
終わっており、RSIも高値を更新できず、MACDも買い転換に失敗と、
テクニカルでは反落リスクを示唆する形となっていました。

欧州時間に入ると、欧州株が小幅ながらマイナス圏での推移を続け、
円を買い戻す動きが優勢となり、NY午前には一時111円20銭まで下押す動きとなりました。

もっとも、この下押しでもボリンジャーバンドの下抜けが一過性に終わっており、
先週からのドル急上昇に対する調整的なドル下落であったことが示唆されています。

その後、一部日系メディアの「安倍首相が2020年度の基礎的財政収支
(プライマリーバランス)の黒字化目標を先送りする意向」との報道に
円売りに反応し、再度111円80銭近辺まで上昇しました。

昨日は、111円台で上下に振らされたものの、ドルの底堅いイメージは
継続しており、本日は上値の節目である112円ちょうどや200日移動平均の
112円20銭水準を視野に入れた動きが期待されます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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