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テクニカルで検証する昨日の相場

2010/03/15のドル円相場の考察

昨日のドル円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドDMIを表示しています。

1時間足チャートを見ると、先週半ばからの動きで90円後半に強い抵抗ができていることが観察されます(A)。先週金曜日に上抜けを試したものの失敗に終わり、この上値抵抗は昨日も機能していました。

もっとも、上値が重いながらも下値を試すわけではなく、昨日のアジア・欧州時間では90円後半でのレンジ相場(B)、NY参入後このレンジを割り込んだもののNY時間は90円前半でのレンジ相場(C)となり、方向感のない動きを続けています。

現状では、90円後半の上値抵抗と同じく、下値にも90円前半に抵抗帯ができています(D)
この下値抵抗をしっかりと割り込むまではレンジ相場が続きそうです。

DMIを見ても、先週半ば以降ADXが低位横這いを続けており、トレンドが発生していないことが確認されます。

【テクニカル一口解説】

1. レンジ相場
レンジ相場とは、相場の上限と下限が決まった範囲で上げ下げを繰り返す相場のことをいいます。ボックス相場、持ち合い相場などと言うこともあります。
現状のように90円前半と後半で抵抗帯ができているとき、その抵抗を上下限にして上げ下げを繰り返すことになります。
レンジ相場が続いた後は、急激な相場の動きとなることも多く注意が必要です。

提供: FXトレーディングシステムズ
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