2010/03/11のドル円相場の考察
昨日のドル円相場の動きをテクニカルで検証してみます。
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昨日は、NYの午後からのポジション調整の流れが続きドルがゆっくりと軟化する展開となりました。
ただし、9日の安値からのサポートライン(ラインS)で下値を支えられ(A)、上昇トレンドが維持される動きとなっています。
その後、海外市場に向けてドル買いが強まりましたが、90円後半では上値抵抗が出来ており、これに跳ね返される展開となっています(B)。
この上値抵抗が抜けるかどうかが、今後もドルの上昇トレンドが維持できるかのポイントといえるでしょう。
MACDを見ると昨日は、ゼロ水準で横這い、シグナルとも捩じれがでており、方向感がないことが示唆されています(C)。
【テクニカル一口解説】
1. 上値抵抗・下値抵抗
相場の動きには、必ずどこかで上値抵抗や下値抵抗といった抵抗帯が形成されます。
トレンドがあるときはトレンドラインが抵抗帯として機能しますし、過去の高値や安値も抵抗帯として意識される場合があります。
抵抗帯の多くは、投資家に注目される価格帯といえ、この抵抗帯を抜けると相場が加速しやすい傾向にあります。
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