TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2010/03/16のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2010/03/16のドル円相場の考察

昨日のドル円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


[拡大画像はこちら]

チャートは、ドル/円の1時間足、サイコロジカルラインを表示しています。

昨日は、朝からドルの上値の重い展開が続き、下値抵抗の90円前半を試す動きとなりました。
午後に一時90円を割り込む動きもあり、下抜けに期待が高まりましたが、その後急速に値を戻す展開で、結局下抜けには失敗という結果となりました。

先週12日に91円台を付け(A)、昨日は89円台を瞬間見たものの(B)、結局は90円台のレンジ相場が続いていることが分かります(C)

昨日は、米FOMCがあり長期的に低金利が維持されるという見方が強まったことで、再度ドル売りに反応しましたが、ドルの下げは40銭程度にとどまり、レンジを破る力はありませんでした(D)

本日の日銀金融政策決定会合で新たな政策が出され、このレンジを抜けるきっかけとなるのかが注目されそうです。

【テクニカル一口解説】

1. ローソク足
ローソク足は、相場の値動きを時系列に沿って図表として表す手法の一つで、相場の値動きが一目で分かるように考案されており、ローソクに似た形であることからその名前がつけられています。
日本で考案されたものですが、現在では海外でもキャンドル・チャートの名でポピュラーなものとなっています。
ローソク足は、単位期間を定め、単位期間中に始めに付いた値段を始値、最後に付いた値段を終値、 最も高い値段を高値、最も安い値段を安値とし、この四種の値段(四本値)を使って作成されます。
始値より終値が高いものを「陽線」、逆に始値より終値が安いものを「陰線」といいます。
また、始値と終値で作られたボックスをローソク足の「実体」、実体から高値までの線を「上ひげ」、 実体から安値までの線を「下ひげ」と呼びます。

提供: FXトレーディングシステムズ
☆ボリンジャーバンドとDMIなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット

ページトップ