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テクニカルで検証する昨日の相場

2017/8/1のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


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●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/07/31)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、東京朝方は110円台前半で
小動きながらドルの上値の重い動きとなりました。
瞬間110円を割り込む局面があったものの、
一段のフォローはなく110円台を回復しました。

このドル下落局面でボリンジャーバンドを下抜けましたが、
バンドウォークは発生せず一過性の動きであることを示唆しています。

欧州時間に入ると、ドルの買戻しが優勢となり、
英ポンド/円の買いにつられたドル/円の買いも出て
110円半ばを回復しました。

この上昇を前に、MACDが買い転換しており、
欧州時間のドル買いを支持する形となっています。

しかし、NY時間に入ると米国の7月ISM製造業景況指数、
6月建設支出が予想を下回ったことや7月の米自動車販売が予想以上に
減少したこと、さらに原油先物の反落などを嫌気したドル売りが強まり、
ドル/円は再び110円を割り込み109円93銭の安値をつけました。

もっとも、110円割れでのドルの底堅さも継続しており、
110円40銭近辺まで値を戻してNYを引けています。

昨日110円割れを二度試したもののドルの底堅さを確認した
形となっており、短期的にはドルの反発が期待されます。
ただし、ドルの上値を買い進む材料もなく、
110円台での取引が継続されそうです。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

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