TOP » テクニカルで検証する昨日の相場 » 2017/6/20のドル円相場の考察

テクニカルで検証する昨日の相場

2017/6/20のドル円相場の考察

昨日のドル/円相場の動きをテクニカルで検証してみます。


拡大画像はこちら

●「中長期の見通し」ドル/円相場のトレード戦略
最新のウィークリーレポートはこちら(2017/06/19)(PDF)

●デイリーレポート
昨日のドル/円相場は、前日のNY連銀のダドリー総裁の
タカ派的な発言を手掛かりにドル買いが進んだ流れを受けて、
朝方からドル堅調な動きで、111円77銭の高値をつけました。
ただし、その後は材料不足のなか111円50~70銭での小動きが続きました。

MACDを見ると、東京昼過ぎに売り転換しており、
その後のドル軟調な展開が示唆されていました。

欧州時間に入ると、一時111円79銭をつける局面があったものの、
111円台後半ではドルの上値も重く、じりじりと軟化し111円31銭の安値をつけました。

NY時間に入ると、シカゴ連銀のエバンス総裁が米系TVに出演し、
インフレ関連データに多少懸念はあるものの、12月まで待って判断することは
可能だと発言したことを受けてドル買いとなり111円73銭まで上昇しました。
ただし、ドル買いの流れは続かず、じりじりと押し戻されて
111円40銭近辺でNYを引けています。

NY終盤の下落でボリンジャーバンドをタッチしたものの、
バンドウォークには繋がらず、ドル売りにも勢いがないことが示されています。

昨日は、上下動したものの値幅は50銭未満にとどまっており、動意にかける動きが続きました。
本日も同様に、材料不足のなか111円台での小動きが続く可能性が高いように思われます。

※チャートは、ドル/円の1時間足、ボリンジャーバンドRSIMACDを表示しています。

提供: FXブロードネット
ボリンジャーバンドRSIMACDなら、使いやすい各種チャートが充実のFXブロードネット
@FX編集局からのオリジナルレポートも配信中 ⇒ココから

ページトップ